8月8日(日)
決勝戦の相手はやはりというか、伝統もある強豪チーム合志市フューチャーズさんでした。
6月のまさにこのろうきん旗の組み合わせ抽選の日に練習試合をさせて頂き、5-5の同点で試合終了し、このブログでも続きはろうきん旗の決勝ですね…と言っていたのが正に現実に
このろうきん旗では順調に駒を進めてきましたが、並行するRKK旗では実に悔しい敗戦を経験した城南ナイン。私個人としてもあの敗戦がこれまでで一番悔しかったし、コーチの涙声でのろうきん旗で優勝しようという場面が忘れられません。
さあ舞台は整いました。
「こころをひとつに 全員野球」
準決勝後、すぐの決勝戦。慌ただしく3塁側のベンチへ移動し、プレイボールを待ちます。
1回表、先攻は城南クラブ。先頭のろおどは倒れますが、このところ打撃絶好調の2番やまとがフルカウントからレフトへのスリーベースを放ち先制点の大チャンス到来ガッツポーズも慣れてきたね
ここで主砲えいたもツーストライクから3塁打で続き、1点先制し、4番しんのすけの内野安打の間にえいたが生還し、2-0。つばさが倒れ、たいがは四球を選び、打席には7番ひろと。
ワンボールからの2球目を振りぬいた打球は左中間へのいい当たりでホームランコース…の3塁打
さらに2点追加し、4-0とし、最高のすべり出しこれはもらったかと観客席のお父さんたちもニッコニコ…
…しかし、やはり決勝戦はそんな簡単ではありませんでした…
1回裏、満を持してエースえいたが先発でしたが、緊張からかあまり見たことが無いくらいの大乱調
1番、2番に連続四球の後、相手主砲3番、4番はなんとか抑えますが、5番にレフト前タイムリーを許すと、6番、7番には再び連続四球で押し出し。4-2
楽勝ムードから一変です
しかし、やはりこの日は持っていた
「こころをひとつに 全員野球」です。
準決勝で先発したしんのすけがワンポイントリリーフでマウンドへ…
コールド勝ちしたお陰で30球弱の球数が残っていました
ツーアウト満塁の大ピンチで登板したしんのすけに野手陣、ベンチの選手、観客席からもありったけの声援を送りました…
相手8番打者の打球はピッチャーしんのすけへの速いゴロ…捕ったかに見えましたが、直ぐ脇に落としています…慌てて拾い、1塁へ送球ーー…っ高いっ…観客席からはそう見えました…
長身のファーストえいたがグラブの先っぽでなんとか捕球し…スリーアウト
心臓に悪いです
2回表の攻撃は三者凡退。
2回裏もしんのすけが続投し、無得点に抑えます。
3回表、3番えいたからの攻撃。ピッチングでの失点を打撃で倍返し
ツーボールから左中間へ大飛球
その後、ヒットで出塁のつばさを2塁に置き、またもひろとがレフトへ会心の当たり
ツーベースでつばさが生還し、6-2。
3回裏、ホームランを放ったえいたが再登板。今度はやってくれるでしょう
…っと先頭に四球で不安がよぎりましたが、次のバッターをショートゴロに打ち取ると、キャプテンろおどが魅せた…6-4-3の併殺打とし、完全に流れを掴みました。
4回表、るきが四球で出ると、ろおどがツーラン
えいたが二本目の特大弾
たいがもライトへホームランを放ち、一挙5点の猛攻で11-2
4回裏、相手にツーランを浴びますが、11-4でまだセーフティーリードです。
5回表、ろおどがヒットで出塁し、えいたが3塁打で1点追加し、12-4。
5番つばさがダメ押しのホームランを放ち14-4。
5回裏の守り。
いい流れが続き、このまま行けば…と誰しもが思っていた矢先…
ポツ…ポツ…雨が…
そういえば、今日の天気予報はお昼から雨…しかもゲリラ豪雨的なやつかも…ということで時間を早めて開始されていたのです。
みるみるうちに雨が強くなってグラウンドにも水溜りが…
えいたが先頭を打ち取ったところで、球数制限となり、たいがにスイッチします。
しかし、投球練習もままならないほどの雨となってきました
ここでたまらず、中断となります。
点差は開いているとはいえ、5回終了しておらず、まだ試合は成立してない状況
これでノーゲームは…ないよね?…なんてお父さんたちと話してる間にも豪雨は続き、グラウンドはもちろん、スタンドも大洪水
なんとかこの回だけでも…の願いも叶わないほどの状況に…
そして…待つこと1時間弱…大会本部の裁定が出て、4回終了時で試合成立とのこと…
優勝
少しモヤモヤするところはあるものの、「こころひとつに」の瞬間を誰しもが感じた最高の試合をしたと思うよ
胸を張って優勝旗を受け取ろう
対戦頂いた、合志市フューチャーズさん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
また、最後まで子供たちのことを考えて、試合継続か終了か大変悩まれたと思います。主催者様、並びに市軟式野球連盟様、ありがとうございました。
子供たちには、一生の思い出として刻まれたと思います。